ロゴやネームのご希望がない場合は、上記が標準になります。
オーダーメイド時に選択頂ける項目
材質はハードメイプルとなります。
以下はあくまで主な項目で、実際弊社にお越しいただき、サンプルを見ながらそれを元に調整をしたり、現在使用されているバットを測定させていただきそれを元に調整することも可能です。
- 長さと重さ
- グリップタイプ(レギュラー/フィット/タイカップ/リアルグリップ)
- グリップの太さ
- バランス(インサイド/センター/ヘッド)
- ヘッドカット(ノーマル/切り落とし/くり抜き)
- カラー
- グリップエンドの刻印
- 刻印(ビッグサイト・ミニサイン ※希望がない場合は上記写真が標準)
有名メーカーさまのオーダーバットを主に制作させていただいている実績があります。
細かなオーダー内容もお気軽にご依頼ください!
バット形状測定装置について
富山県南砺市は、国内最大のバット生産シェアを誇る産地ですが、旋削工程は熟練職人の手作業に依存しておりました。バット形状をデータ化し、旋削加工を自動化することにより精度向上と短納期化(手作業と比較して)することができました。
従来のバット加工工程
バット形状測定装置の概要
装置は、バット両端をチャックで固定し、レーザー式距離センサを搭載した駆動部を軸方向にスライドさせることにより、バットの軸方向の位置と、レーザセンサで出力される半径情報を同期させてPCに取り込む機構となっています。 ?※左図はクリックすると、拡大されます。 |
バット加工データとNC自動加工
プロ野球用のバットは、太さや重量のほか、先端やグリップエンド部の形状が各選手の繊細な好みによりオーダーされますので、特に両端部では測定ピッチを密にした詳細な形状データが必要となります。
このため、加工された直径精度や表面粗さを検証しながら、バットの部位や材質によるサンプリング点数と旋削加工時間を考慮することで、NC加工用データの最適化が計られています。
さらに、バットの反りや表面の凹凸によるノイズを除去するフィルタ処理、切削用バイトの矩形刃先の接触角度に対応した切り込み量の補正、刃物回転数や送り速度などの設定機能を付加して、荒削り、薄皮残し加工、仕上げ加工の3工程からなるNCツールパスに変換するシステムとなっています。(図1参照)